【仕事観】成果が出ない日に、続けるために大切だと思うこと

2026/10/19

【要点】
・結果が出ない日は、結果で自分を判断しない
・「やった証拠」が残る習慣を持つ
・量を落とさず、向ける先を変える

「新人の頃のあなたは、どんな営業でしたか」

そう聞かれたとき、私は少し迷います。きれいな答えがないからです。

野村證券に入社して、長いあいだ結果が出ませんでした。評価は低く、自分のことを「底辺」だと思っていました。同期の営業は約500人。1年で約3割が辞め、女性の営業は半分近くでした。

この記事では、その頃を振り返って、続けるために大事だったと思うことを書きます。

この記事の流れ

  1. 結果が出ない日は、結果で自分を判断しない

  2. 「やった証拠」が残る習慣を持つ

  3. 量を落とさず、向ける先を変える

  4. 習慣は、あとから意味がわかる

  5. 結び:続けた先で、仕事の見え方が変わった

1. 結果が出ない日は、結果で自分を判断しない

宮崎支店の1年目は、真夏の炎天下、スーツを着て住宅街を回りました。1日に最低100件、多い日は200件の飛び込みです。

成果が出ない日が続くと、回る気力が落ちます。気力が落ちると契約も取れず、さらに回れなくなる。この悪循環に入った日は、「今日の結果で、自分を判断しない」ほうがいいと、いまは思います。

その日にできるのは、決めた件数を回ることだけです。結果は、明日の自分に預けます。

一方で、一件の大きい契約で、全部が吹き飛ぶこともありました。だから、悪循環の中にいる日ほど、続けることに意味があると考えています。

2. 「やった証拠」が残る習慣を持つ

新人時代、筆ペンで手紙を書いていました。お金持ちの方や、取引してくれた方に、毎日3〜5枚です。朝いちばんに、上司に実物を見せる決まりがありました。

件数はごまかせても、手紙はごまかせません。書いたかどうかが、紙として残るからです。成果が出ない時期に、「今日これだけはやった」と言える物があることは、気持ちの支えになりました。

4年目には、自筆で1日8枚のノルマになりました。楽ではありません。でも、積み上がっているものが目に見えることは、思っていた以上に大きかったです。

3. 量を落とさず、向ける先を変える

長い低迷のあと、転機が来ました。営業する相手を、資産を持つ方、オーナー社長に絞ったことです。

行動量は落としていません。変えたのは、行動を向ける先だけです。相手を決めると、準備の質が変わり、会話が変わりました。その後、全国1位を4度取ることができました。

頑張りが足りないと自分を責める前に、頑張りの向きを見直す。この考え方は、いまも仕事の土台になっています。


4. 習慣は、あとから意味がわかる

寮には、1つ上の先輩を朝5時に起こしに行き、日経新聞で気になった記事の考察を話す風習がありました。新聞販売店に「朝4時にポストへ入れてください」と頼みに行ったら、「毎年君の会社の新人が来るのよ」と笑われました。

当時は、ただ必死でした。でも、あとから振り返ると、記事を「あの社長にとって、どういう意味があるか」と読む癖がつき、相手を絞る営業の準備に生きました。

その場では意味がわからない習慣でも、続けるうちに役立つことがあります。すべてを真似する必要はありません。ただ、「意味がわからないからやめる」と決めるのは、少しもったいないと思います。

結び:続けた先で、仕事の見え方が変わった

仕事は、才能の勝負ではなく、続け方の勝負だと私は思っています。結果が出ない日は、決めたことをやる。やった証拠を残す。向ける先を見直す。この繰り返しです。

もし今、結果が出ずに苦しい方がいたら、今日やったことを、紙に3行だけ書いてみてください。結果の話は、そのあとで構いません。

あわせて読みたい


コミッターズは、代理店を探すだけの会社ではありません。令和の総合商社として、大手が扱わない手法で、AIやWeb、機動力を活かした超アナログ戦略を使い、中小企業の販路を開拓しています。

営業の数字づくりや、新しい販路の開拓でお困りの経営者の方は、コミッターズにご相談ください。本気で販路を作りたい方には、60分の無料相談で設計図をお出しします。

60分の無料相談を申し込む(コミッターズ)▶

https://comitters.jp/?utm_source=column&utm_medium=article&utm_campaign=20261019-R14#contact

コミッターズ合同会社 代表 川口忠