蓄電池の制度変更3つ|制度の動きを営業の『今動く理由』にする方法

★ 本日の放送は、制度ニュースの速報編! ★
10月は、系統用蓄電池に関する制度の動きが重なりました。
コミ太「制度って、むずかしそうなのだ。ぬおっ、聞くだけで固まるのだ!」
この記事では、報じられた3つの動きを整理します。
そのうえで、営業が制度の変更をどう使うかを、筆者の考えとしてお渡しします。
野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。
いまは、大手がやらないWebやAI、小回りの利いたアナログ戦略で、お客様の売上に貢献する総合商社「コミッターズ」を経営しています。川口です。
速報:10月の制度の動き3つ
1. 連系申込に、土地の権原書類が必須に
10月19日のチクデンの記事によると、高圧以上の連系申込で、土地の権原書類が必須になりました(10月1日から)。
2. 補助金の締切が近い
同じ記事によると、SII補助金の締切は11月4日です。
長期脱炭素オークションの登録も始まっています。
3. 送電網への接続の費用が上がる方向
10月18日、日本経済新聞は、蓄電所の送電網への接続申請の費用を上げる方向だと報じました。
接続検討料を引き上げ、系統の「空押さえ」を抑える狙いとのことです。
コミ太「空押さえって、席だけ取っておくことなのだ。ズルはだめなのだ!」
制度は、変わるたびに、事業者の動き方も変わります。

制度の変更は、営業トークの「鮮度」になる
ここからは、筆者の考えです。意見であり、事実ではありません。
制度が変わると、相手の判断の前提も変わります。
営業にとっては、「今、話す理由」ができる場面です。
決裁者が先延ばしにしていることでも、期限や条件が変わると、動く理由が生まれます。
コミ太「期限があると、動けるのだ。コミ太の宿題と同じなのだ。ぬおっ。」
制度ニュースを営業に使う3ステップ
ステップ1:自分の相手に関係する変更だけを選ぶ
ニュースを全部紹介すると、話がぼやけます。
相手の仕事に関係する変更だけを、1つ選びます。
ステップ2:「変わったこと」と「期限」を1行にする
たとえば、こんな形です。
「○月○日から、○○が必須になりました。期限は○月○日です」
数字と日付だけで言うと、相手は判断しやすくなります。
営業が足していいのは、事実の整理までです。結論は、相手が決めます。
ステップ3:次の約束を、日付で置く
「ご案内だけでも」で終わらせません。
「来週火曜に、15分だけ確認しませんか」と、日付つきで次の約束を置きます。
コミ太「日付つきの約束なのだ。ヨシ!」

気をつけたいこと
制度の説明は、専門家の領域に入ることがあります。
営業が断定すると、あとで困るのは相手です。
・制度の中身は、元の発表や公式の資料で確かめる
・自社に当てはまるかは、専門家に確認してもらう
・「必ずこうなる」とは、言わない
この記事は、noteでも読めます。筆者の言葉で書いた版です。
【2026年10月26日最新】蓄電池の制度変更3つ|補助金の締切11月4日を営業の「今動く理由」にする方法:https://note.com/mr_dd/n/nec08e65e8cf5?utm_source=column&utm_medium=article&utm_campaign=HWskesRo
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【ウハウハ高等学校】蓄電池の補助金の締切(再エネ投資学科)
【ウハウハ高等学校】系統用蓄電池の基本(再エネ投資学科)
【ゼウスエナジー(ニコニコデスク)】系統連系・接続枠とは|蓄電池物件の価値を左右
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補助金の締切は、次も必ず来ます
今回の締切は、一つの例にすぎません。
補助金や制度の締切は、今年も来年も、形を変えて次々に出てきます。だから営業が持つべきなのは「今回の締切の暗記」ではなく、「締切を追う仕組み」のほうです。
締切が近い補助金や、制度の新しい動きは、専門のサイトで随時整理しています。営業の現場で「今、話す理由」が必要なときは、まずこちらを確認してください。
・蓄電池の補助金の締切と、申し込みの流れは、ウハウハ高等学校の「蓄電池の補助金の締切」で整理しています: https://uhauha-school.com/renewable/battery-subsidy-deadline/
・補助金を受けたあとの税務の扱いは、ENERGY BANKの「蓄電池の補助金と圧縮記帳」で整理しています: https://energybank-market.com/battery-subsidy-compressed-bookkeeping/
・連系の仕組みそのものは、ゼウスエナジー(ニコニコデスク)の「系統連系・接続枠とは」で整理しています: https://nikonikodesk.com/zeus/columns/grid-connection/
制度の話を商談の場でどう運ぶかは、コミッターズの「商談の主導権の握り方」の記事でも紹介しましたが、期限の情報は「相手に決めてもらう材料」として置くのが基本です: https://comitters.jp/posts/shodan-shudoken
〈今日のおさらい〉
・10月は、連系申込の書類、補助金の締切、接続費用の見直しが報じられた
・制度の変更は、営業が「今、話す理由」になる
・変わったことと期限を1行にして、次の約束を日付で置く
・制度の中身は、元の資料で確かめる
・締切は次も来る。追う仕組みを持ち、最新情報は専門サイトで確認する
〈小テスト〉
制度ニュースを営業に使うとき、最初にやることはどれでしょう?
A 相手に関係する変更を1つ選ぶ B ニュースを全部メモする C 締切日を暗記する
答えはAです。ステップ1のとおり、相手に関係する変更だけを選ぶのが先です。全部を話すと、話がぼやけます。
コミ太「締切は、覚えるものじゃなくて、追うものなのだ!」
〈明日の1アクション〉
相手を1社選び、「相手に関係する変更」を1つだけ、1行でメモしてください。あわせて、補助金の最新情報を確認するサイトを1つ、ブックマークしておいてください。
コミッターズは、大手がやらないWebやAI、小回りの利いたアナログ戦略で、お客様の売上に貢献する総合商社です。営業・経営のご相談は、60分の無料相談で承ります。
▶ https://comitters.jp/?utm_source=column&utm_medium=article&utm_campaign=20261026-S2#contact
出典:チクデン「系統用蓄電池の制度の動き【2026年10月更新】」(2026年10月19日)、日本経済新聞「蓄電所の送電網接続、申請費用上げへ」(同月18日)
コミ太「今日はここまで!制度は、会う理由なのだ。ヨシ!また来週!」
※コミ太はコミッターズのマスコットで、実在の人物ではありません。