【2026年10月26日最新】抹茶ブーム|原料不足と26億円の増設から学ぶ、販路の考え方3つ

2026/10/26

★ 本日の放送は、お茶の速報編! ★

世界的な抹茶ブームで、原料が足りなくなっています。

コミ太「抹茶スイーツ、ぜんぶ食べたいのだ。ぬおっ、足りないのか!」

この記事では、ニュースで分かっていることを整理します。

そのうえで、「需要が急に増えたとき、営業は何を考えるか」を、筆者の考えとしてお渡しします。

野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。

いまは、大手がやらないWebやAI、小回りの利いたアナログ戦略で、お客様の売上に貢献する総合商社「コミッターズ」を経営しています。川口です。

速報:抹茶ブームで、何が起きている?

2026年10月21日、産経ニュースが「抹茶ブームはいつまで続くのか」を報じました。

挙げられた不安は、次の3つです。

・茶葉不足
・農家の高齢化
・中国の増産

また、明治の「エッセル スーパーカップ抹茶」は、原料不足で8月に販売を終えたと報じられています。

宇治には、インバウンドや海外バイヤーが殺到しているそうです。

抹茶への転作が進み、煎茶用の茶葉も不足しているとのことです。

コミ太「売れすぎて、作るほうが追いつかないのだ。うれしい悲鳴なのだ!」

工場が足りない?加工施設の増設ニュース

10月20日、朝日新聞は、鹿児島で抹茶工場の建設が相次いでいると報じました。

原料の生産量に比べて、加工する施設が足りないためです。

報じられた内容は、次のとおりです。

・JA鹿児島県経済連:約26億円で増設。年10トンから300トンへ(2027年12月稼働)
・堀口園:800トン規模の新工場
・大橋製茶:100トン規模の新工場

静岡県も動いています。

県庁に「お茶振興課」を置き、統一ブランド「JAPAN TEA SHIZUOKA」で世界に展開すると報じられました。

牧之原では、国の補助を使い、煎茶工場を碾茶工場へ改装しているそうです。

需要が増えたとき、現場は「作る力」と「売り先」を同時に動かしています。

抹茶ブームの3つの不安と、鹿児島・静岡の増設の動き

筆者の考え:需要が急増した時の販路の考え方3つ

ここからは、ニュースを材料にした筆者の考えです。事実ではなく、意見です。

売り手の立場で、需要が急に増えたとき、営業が考えたいことは3つあります。

コミ太「3つ!メモの準備なのだ。ヨシ!」

1. 需要の中身を分ける

「みんなが欲しがっている」では、動けません。

誰が、どこから、何のために欲しがっているのか。国内の個人、海外のバイヤー、食品メーカーでは、話が変わります。

まず、問い合わせを3つくらいの束に分けてみます。

2. 作れる量を、先に確かめる

ブームの最中は、頼まれたら受けたくなります。

でも、渡せる量より多く約束すると、あとで信頼を失います。

今回のニュースも、原料と加工施設という「作る側」の限りが話題になっています。

売る前に、渡せる量を数字で言えるようにしておきます。

3. 量より、続く相手を選ぶ

需要が高いときは、高く買ってくれる相手が現れます。

ただ、ブームには終わりがあります。

ブームが落ち着いたあとも付き合ってくれる相手がどこか。それを見て、売り先を選びます。

コミ太「ブームのあとも、友だちでいてくれる人なのだ。ぬおっ、人生と同じなのだ!」

需要が急増したときの販路の考え方3つと、明日の1アクション

抹茶以外の商材にも使える?

ここまでの話は、抹茶に限りません。

SNSで急に話題になった商品、季節で需要が跳ねる商品でも、同じ考え方が使えます。

ただし、この考え方で売上が伸びるとは言えません。

保証はしません。堂々と言います。

使うときの注意点

・ニュースの数字や名称は、元の報道で確かめてください
・自社の商材に当てはめるときは、自社の数字で考えてください
・ブームの先行きは、誰にも断言できません

この記事は、noteでも読めます。筆者の言葉で書いた版です。
【2026年10月26日最新】抹茶ブーム|原料不足と26億円の増設から学ぶ、販路の考え方3つ:https://note.com/mr_dd/n/n9ea9005258a8?utm_source=column&utm_medium=article&utm_campaign=ag-2Xn6b

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〈今日のおさらい〉

・世界的な抹茶ブームで、原料と加工施設が足りなくなっている
・工場の増設や改装など、作る側も動いている
・需要が増えたら、需要の中身を分ける
・渡せる量を先に確かめ、続く相手を選ぶ


〈小テスト〉

記事で紹介した、需要が急増した時の考え方として、正しいのはどれでしょう?

A 頼まれた分は、ぜんぶ引き受ける B 渡せる量を先に確かめる C ブームだから、何もしない

答えはBです。渡せる量より多く約束すると、あとで信頼を失います。

コミ太「Aを選んだのだ。コミ太、食べる専門だったのだ。ぬおっ。」


〈明日の1アクション〉

自社の商材で、いま一番問い合わせが多いものを1つ選び、「今月、渡せる量」を数字でメモしてください。


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出典:産経ニュース「世界的な『抹茶ブーム』はいつまで続くのか」(2026年10月21日)、朝日新聞「抹茶工場の建設相次ぐ」(同月20日)、静岡朝日テレビ「JAPAN TEA SHIZUOKA」(同月20日)

コミ太「今日はここまで!ブームの先も見るのだ。ヨシ!また来週!」

※コミ太はコミッターズのマスコットで、実在の人物ではありません。